2015-12-15 冬鴉 俳句 朝の街闇の残り火冬鴉 ー冬鴉 寒中に見る鴉をいう。ところどころ雪のある冬田の中を、鴉が餌を求めて歩く。一、二羽で現れることが多く、なんとなく哀れで親しみがわく。餌の無き、厳しい冬を生き抜く姿に惹かれるものがある。 木の如く凍てし足よな寒鴉 富田木歩